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人間国宝　金重陶陽　備前　花入
古伊万里染付蛸唐草文、磁器の中鉢です。薩摩　島津丸十紋　 極上吸引壺 　金彩赤絵　菊文　江戸中　真鍮吸引口　 珍品壺。\r\r中鉢の胴には目一杯に「蛸唐草（たこからくさ）」文が、その下の高台脇に向かう裾には連続する規則的な「コの字」文（名称？）が、また、見込みの縁には「四方襷（よもだすき）」文、底には「松竹梅」文が、手書きされています。九谷焼　色絵瓜　三代三ツ井為吉。\rネット上には、江戸後期〜末期の古伊万里磁器の中に、出品と同じ組み合せ文の染付蕎麦猪口が少なからず見られます。Ｗ209 江戸期 古伊万里 染付 蛸唐草猪口 20客セット 　GG。出品の中鉢も同時期のものだと思われます。十五代　坂倉新兵衛　萩茶碗。\r\r「蛸唐草」文は、強い生命力、途切れなく伸びていく様子から「繁栄・長寿」を意味するとされています。辻村史朗　粉吹ぐい呑　盃　粉引。「コの字」文は、単純そのもので裾に描かれ目立ちませんが、鉢をひっくり返すと、主の「蛸唐草」文を引き立てる効果的なコントラストであることが分かります。抹茶碗 萩 井戸 波多野善蔵作 茶道具。次に説明する「四方襷」文と同じ役割の日本（？）の文ではないでしょうか。【九谷焼の名窯】 明治期　岩花堂製　青手　中鉢　直径21.5cm。「四方襷」文は、器の主となる絵文様を引き立てる連続する背景文様とされますが、１４世紀中期中国の元時代の染付に用いられて以来、明時代には多用され、それが古伊万里などの背景地文に応用された、と説明。Ｐ８９０　水指　『平安　高野昭阿弥造』『染付祥瑞写』『蜜柑水指』　共箱　茶道具。\r「松竹梅」文は、それぞれ独立した植物ですが、松は長寿と繁栄を、竹は節度と強さを、梅は純粋と耐え忍ぶ心を象徴するとされ、古来、日本人の価値観や美意識の象徴として愛されてきた植物、と説明されています。日本工芸会正会員 中田一於 淡青釉裏銀彩 草花文 壺 管理N39。\r\r出品の染付中鉢のいずれの文も、吉祥を招く目出度さを彷彿とさせるものです。M184-5　古伊万里古染付 時代煎茶碗 五客 在銘印有 中国香道具図 唐物　D。中鉢には、製造時に生じた小さな黒褐色の点（フリモノ）やピンホール（大の凹み）が所々に見られますが、貫入やニュウなどの傷はほぼありません。イタリア BITOSSI コレクション　ミッドセンチュリーデザイン。使用時に生じたと思われる汚れ、欠けやヒビなどの損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品と言えると思います。人間国宝　田村耕一　白磁陶匣。\r\r大きさ（㌢）重さはおよそ次の通りです。萩焼　波多野善蔵　茶碗　波多野指月窯。\r高さ６．７、高台０．４、高台径５／\r口縁外径１４．５、内径１４．３／\r重さ２１０㌘／\r\r出品の古伊万里の中鉢は、描かれた吉祥文もさることながら、中鉢としては肉厚の薄さが特徴的な染付磁器です。尾張笹島焼　暦手三島四耳壷　徳利　時代箱付　V　R8178。汚れや損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品です。懐石　向付　古染付　芙蓉手　兜鉢　発色が綺麗。食卓に出す染付蛸唐草文の一鉢にどのような料理を盛り付けるか、思いを巡らしていただけると幸いです。【美品】中国　元染　青花魚藻紋壺　花瓶。