小物などお買い得な福袋 「源氏物語」真木柱の巻・源氏の君と玉鬘の姫君、手紙のやりとりで旧交を恋偲ぶ・大炊御門宗氏・自筆37A 和書

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。●極上和本YM2896●手嶋堵庵先生事蹟［手島先生事蹟］石門心学 天保5年・本屋吉兵衛板 稀書・美本。

京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「真木柱（まきばしら）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。●極上和本YM2802●収納往来（元治元年）年貢収納に関する稀書往来物。

原文は「源氏物語・真木柱の巻」として美しく描かれている

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。改正新刻 帝国京都名所図絵 全 明治24年 風月庄左衛門　片岡賢三。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。●極上和本YM2910●童子今川［今時登山児童手習制詞条々］・菅原親王願書・頼義勢揃状 元禄頃 稀少往来物。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。ハ0/教化資料集 第一編 教化団体連合会 大正14年。現在の今上天皇と系譜がつながっている。江戸前期～中期頃刋　古板　『百人一首』六種類　一括。

 関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。濱松俳人永田白輅自筆連歌俳諧指南書ノ一括　天明二年〜天明五年。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。英國時計抄　富山藩／富田直儔著　越中／得祥舘一仙藏板。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。樺太戦史/明治三十七八年戦役/樺太攻略軍行動/日露戦争/大正14年。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。四庫全書総目 上/下。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。■極希少 美品 1946年 (昭和21年)　発行 初版！富岳本社刊 詞華集 日本の花 木版画：前川千帆、川上澄生、川西英ほか 編者：恩地孝四郎。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。明治期　「観世流　謡本　３冊セット」　お能　謡曲。（資料の記録は下記に掲示）

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。雛本　女大学。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。伊賀上野　　記　2冊（Ｐ175）。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。Y3D1-240607 レア［梧窓漫筆 巻下 畏天知命畏聖三録 大田元貞］。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。●極上和本YM2923●〈新綱〉無覚悟状 仙台板 稀書往来物 享保頃刊 原装・題簽付。また、各巻ごとの書かれた年については不明。和本　再板 農業全書　全11巻　文化12年。従って、応永五年とは、書き始めの年である。明治24年売薬許可 検索：神奈川県 役所朱印 古文書 公文 官庁許可書類　公式証書　古本古書和本　江戸時代物当時物　希少貴重。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。和本　費氏山水画式　上・中・下　3冊。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。1925年 永代大雑書萬暦大成 江戸期 和書 検索⇒御籤鈔 陰陽道 宿曜道 八卦 方位 納音 星宿 七曜 吉凶 相性運 公家 武家 拾芥抄 東方朔 秘傳。

 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。＠1922年 日本陶磁器図説 検索: 原色版 着彩版 玻璃版 唐草 瓷器 生写真 男爵 支那 越州窯 非売品 在銘 影青瓷 宋瓷 民窯 官窯 柯羅版 漢瓦。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。■希少 1800年頃（江戸後期）！風水師用 紙製風水羅盤と紙製風水説明書（二冊）。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。●極上和本YM2814●〈勧善示蒙〉家職要道（明治8年）正司南鴃 松川半山 経済 美本 ゆうパック着払い。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。A_■津軽弘前古文書津軽旧士族宅蔵出し■肉筆/遠州流挿花/伊勢日記。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。【梟】勅定 褒章条例六十年史 辰己泰次著 昭和十六年 勲章 資料 褒章條例 黄綬褒章 緑綬褒章 紅綬褒章 非売品 古書 古本 古書籍 和書 史料。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。光輝・支那事変出征記念写真帖/隊伍堂々青島上陸/昭和13年。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。【閑】御文 明如 文明(江戸) 東本願寺 御文 法要儀式古典籍 和本 当時木箱付　仏教書 御文章★時代物★6D0601。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。【旧家蔵出し】★希少 古書『家元四十一世専明瓶華之集』明治期 池坊専明★(検:うぶだし/生け花/華道/和綴じ本/木版画/当時物)-5。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。西郷隆盛蓋棺記・上中下3冊/山本園衛編/明治10年/西郷隆盛開戦の歴並諸生戦争の事蹟・西郷隆盛蘇生して幕城を収め軍巧を顕せし事蹟。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。A_■津軽弘前古文書■津軽旧士族宅蔵出し■委細不明の書状?等3点組。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。1867年　葛飾為斎　　花鳥山水 漫画早引 初編/「画本冠附」首編　19丁　葛飾北斎の門人　江戸和本 木版画 人物絵 絵本 和本 古書 　②E。

 出品した「源氏物語」は真木柱（まきばしら）の内容の要旨
「真木柱の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。高輪東禅寺事件顛末　水戸藩脱藩の攘夷派浪士一四名がイギリス公使ラザフォード・オールコックラを襲撃した事件　シーボルト。第31帖。●極上和本YM2801●納方手本［納方之覚］年貢・納税関連の稀書往来物。尚侍（ないしのかみ）として宮廷に出仕を控えていた玉鬘の姫君だったが、その直前に髭黒大将が女房の手引きで強引に結婚することになった。希少　扶桑書画譜　五券　明治とその前の画家、書家関連の書画を収録　1889清娯館蔵版。髭黒大将はその後玉鬘の姫君を迎えるために邸の改築に取り掛かる。●極上和本YM2665●国性爺往来［国姓爺往来］（刊本と写本の2冊）稀書往来物。だが、その様子を見た北の方（髭黒大将の正室）は絶望し香炉の灰を髭黒大将に浴びせる。石版図絵★「内国旅行日本名所図絵巻之五」明治２２年 著 上田文齊 陸前 陸中 陸奥 北海道編 北陸道之部 解説 袋とじ。この事件で完全に北の方に愛想を尽かした髭黒大将は玉鬘の姫君に入り浸り、とうとう業を煮やした北の方の父・式部卿宮は、髭黒大将の留守の間に北の方と子供たちを迎えにやる。1930年/徳芸字典/中華民国19年/初版/上海良友図書　検索：漢文/典籍/唐本/漢籍/本物保証/在銘/四書五経/漢詩/支那/古書局/古籍/善本/戦役。明けて新年、相変わらず塞ぎこんでいる玉鬘の姫君に髭黒大将もようやく出仕を許す気になり、玉鬘の姫君は華々しく参内する。伊達宗敦書状　伊達宗城宛。早速訪れた冷泉帝は噂以上の玉鬘の姫君の美しさに魅了されて熱心に想いを訴え、それに慌てた髭黒大将は退出をせきたててそのまま玉鬘の姫君を自邸へ連れ帰ってしまった。0026351 国史纂論 10冊揃 山縣大華 長門明倫館蔵版 弘化2年 長州藩 明倫館学頭 吉田松陰。

自筆右下四つの印のうち下２つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印、上２つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。信州上田藩士分限帳　松平伊賀守家来者頭役矢嶋源左衛門編輯舊藏　明和寳暦～寛政頃か。


原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。飛鳥帯刀/文久三年暦/1863年/156年前/和紙刷物　検索：木版刷/木刻/彫版/当時物/瓦版/江戸期/古文書/漢文/本物/時代物/支那/伝来/和書/木板。白楽天の有名な漢詩です。本朝世事談綺・世事談・3冊/菊岡沾涼/江戸時代民間常用の器物等の起源を記した事物起源辞典とも言うべき書物/絵入和装本/歳時・生植・能芸。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。郷土部隊写真帖/支那事変聖戦記念/陸海軍空爆日誌/昭和13年。「源氏物語」真木柱の巻の原文中には、「おほつかなき月日も重なりぬるを」とあります。●極上和本YM2763●表書字筧・続表書字筧・表書字彙（3冊）3冊揃いは稀 黒井義光 東洲 稀書往来物。源氏の君が恋する玉鬘の姫君への懐かし想いを記したものです。■『書畫鑑定　大日本名家全書　全7冊』:明治41年:初版：函。現代語訳では、「お逢いしないうちに月日も重なってしまいました」というものです。＠1927年 紅縁記 検索: 支那 傳奇 桃花扇 艶情 艶談 紅閨記 游仙窟 桃花源 閨門 秘術 閨房 香閨 剣仙傳 善本 古籍 木刻 木版刷 禁書 線装本。紫式部が「真木柱」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。●極上和本YM2668●建営往来［〈乾坤〉建営往来］明治年間刊 稀書往来物 京都 建築業組合内養成所習字部板。詳細な理由は下記説明欄に記載。【推薦！江戸期木版印刷 絵入多数】源平争乱記 等合戦国武将軍武者絵本浮世絵天皇仏教古書籍歌舞伎大日本歴史侍骨董品鎌倉幕府弁慶中国朝鮮。

（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。029【レトロ雑貨】時代物 仏書 仏教 浄土略名目図 全 1冊 正保四年 1647年 古本 古書 和本。）

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。見聞軍抄　全八巻　陸軍文庫舊藏本　寛文七丁未載仲春吉旦。白楽天の有名な漢詩です。紀州本万葉集 全20巻+解説+箱 限定200部 昭和16年 後藤安報恩会 送料無料。
言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。VP99 超希少 第一回 踏影会番組 市村座 上演目録 大正11年 古典舞踊劇 新舞踊劇 監督 尾上菊五郎 役者 尾上栄三郎 市川男女蔵 他 歌舞伎。

「額縁入自筆原本」


「自筆原本」


自筆右下の２つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。浮世漫画　後篇　秋山貫一編輯　古書　古文書　和書　　明治１５年　２０丁　②E。
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。希少本 ★ 高田市史（附録：上越発展策） ★ 大正3年（1914）。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。●極上和本YM2804●女節用文字嚢［女節用集文字嚢］宝暦12年板 山本序周 月岡丹下 稀書往来物・辞書 節用集 原装題簽付・極美本。白楽天の有名な漢詩です。最近欧州の印象と其の由来 昭14 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊軍艦戦前NY。



自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。藤堂藩の年々記録(上下セット)。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。朝鮮征伐和睦之評定　伏見大地震之事　伏見城に居た秀吉をおぶって救出した加藤清正の傳説は明治初年に東京市村座で歌舞伎として上演。

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》

《はな(放)たすうらみ》・・・・こと(言)はし給ふ」と、つふやくも、
にくしとき(聞)ゝ給ふ。●P074●帝国いろは字引●新選実用●全●重野学堂校閲●大正元年●漢字辞書●和本●即決。「御かへ(返)り、こゝにはえき(聞)こえし」
と、か(書)きにくゝおほ(思)いたれは、「まろき(聞)こえん」
とか(代)はるもかたはらいたしや。異常は正常を拡大して見せてくれる　『異常心理学講座』　みすず書房刊。
「す(巣)かくれてかす(数)にもあらぬかりのこ(子)をいつかた(方)に
かはとりかく(隠)すへきよろしからぬ御けしき(気色)におとろ(驚)きて。名席図解・茶室寸法図録/北尾春道/茶室意匠構造図/60図/昭和16年。
すきすきしや」とき(聞)こえ給へり。古書　習画百題　全5冊　木版彩色摺　安値で出品。「此大将のかゝるはかなしこと(言)
いひたるも、又こそき(聞)かさりつれ。●極上和本YM2679●女鏡秘伝書［をむなかゝ見］（慶安3年初板本）野田弥兵衛作か 稀書往来物・仮名草子。めつら(珍)しう」
とてわら(笑)ひ給ふ。和本 為永春水 人情本20冊 梅暦発端・春色梅児誉美ほか。心のうち(中)には、かくろう(領)したるを、
いとにくしとおほ(思)す。●極上和本YM2783●〈頭書絵入〉百性往来童子宝［百姓往来］明和8年板・早印 禿箒子作 大本最古本 稀書往来物。かのもとの北方は、月日へた(隔)ゝるまゝに、
あさましと・・・・・《物を思ひしつ(沈)み》

（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。●極上和本YM2928●〈筆宝習学〉大坂状〈曽我進・返〉（元禄頃）稀書往来物。

（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。故実叢書・装束集成・6冊/今泉定介/儀式・故実書を網羅した有識故実の原典として辞典の項目にも掲載されるほど著名であり国民の財産である。

《「源氏物語」真木柱（まきばしら）の巻》
《大雪の日・玉鬘の君の邸に行こうとする大将の装束に香をたく北の方（正室）》

《髭黒大将の北の方、大将に背後から香炉の灰をふりかける有名な場面》

《冷泉天皇、玉鬘の姫君に愛の心情を告白》

《源氏の君と玉鬘の姫君、手紙のやりとりで旧交を恋偲ぶ》

《（髭黒大将）「女というものは、実の親のおそばにも、そう気軽に出向いていって
顔をお見せ申したりすることは、何かの用事でもないのだったら、すべきことではないのです。0023340 武藏坊辨慶異傳 絵入 前後編 10冊揃 伊丹屋善兵衛 前川喜兵衛 天保3年。まして実の親御でもないこの大臣（源氏の君）が、
どうして折々あきらめもせずにうらみ》・・・・・言をおっしゃるのですか」
と大将（髭黒大将）がぶつぶつ言うのを、女君（玉鬘の姫君）はにくらしいと
思って聞いておいでになる。＠1927年 孫文の支那 検索:北京刊 古建築 GHQ 禁書 生写真 軍閥 革命党 中華民国 蒋介石 汪精衛 張作霖 張宗昌 孫傅芳 閻錫山 事変 満州国。女君（玉鬘の姫君）が、
（玉鬘の姫君）「ご返事は、私からはとてもさしあげられません」
と書きにくそうにしていらっしゃるので、大将（髭黒大将）は、
（髭黒大将）「では、わたしが申しあげよう」
と代筆を買ってでるのも、女君（玉鬘の姫君）ははらはらする思いである。紋典　昭和七年（Ｐ084）。
（玉鬘の姫君）「巣の片隅(かたすみ)に隠れて、物の数にも入らない
鴨(かり)の卵(こ)―仮の子を、どこに誰が取り返したりするものでしょうか。和本　再版 古今銘盡大全 全4冊　古今銘尽大全。
ご機嫌がおわるいのに驚きまして。●極上和本YM2782●修斉訓 山本邦好 西谷良恵 安政4年 斎政館蔵板 往来物・教訓 書袋付 極美本。どうも物好きな申しあげようでございますが」
とお申しあげになる。●極上和本YM2903●〈略註〉実語教・童子教（題簽付）辻本基定注 池田東籬書 天保15年 堺屋仁兵衛板 稀書往来物 原装題簽付・美本。大臣（源氏の君）は、
（源氏の君）「この大将（髭黒大将）が、こうした風流ぶったことを言うのは、
初耳というものだ。0024862 写本 犬追物故伝書抜粋 写記不明。めったにないことよ」
とお笑いになる。神社古図集/わが国の神社の境内・社殿の古絵図を集成し解説を付したもの/奈良時代から桃山時代/130図版/1000部/宮地直一監修/昭和17年。大臣（源氏の君）は、お心の中には、大将（髭黒大将）がこうして
女君（玉鬘の姫君）を独り占めにしているのを、じつにいまいましいとお思いである。実験航空読本/豊田堅三郎/昭和19年/3500部/国民学校高等科の生徒を主な対象に実験航空学を僅かな器具と狭い教室とでわかり易く面白く述べた。
　あの大将（髭黒大将）のもとの北の方（髭黒大将の正室）は、月日のたつままに、
あまりにも情けないなりゆきとて・・・・・・《ふさぎこんでしまい、
いよいよ虚(うつ)けたようになっていらっしゃる。■『かなふみ(神名書)』 阿波大宮神主伊豫守・藤原充長謹著。安永８年(1779年)刊。■大阪心齊橋通南・大坂書林發行。■稀覯神代文字資料。。》

備考・髭黒大将の北の方（大将の正室）は、紫の上の異母姉

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。0017673 続文話 全2冊(8巻)揃 斎藤拙堂 天保6序 津藩。




（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。●極上和本YM2857●甲越古状揃大全［甲越古状揃］B 倉鼠陳人作 歌川芳綱 横山有裕 安政6年・蔦屋吉蔵板 稀書往来物 美本。

《The Cypress Pillar（真木柱）》
She thought it unpleasant of him.
"I do not know how to answer."
"Let me answer for you."
Which suggestion was no more pleasing.
"Off in a corner not counted among the nestlings,
It was hidden by no one.
It merely picked up and left.
"Your question, sir, seems strangely out of place.
And please, I beg of you, do not treat this as a billet-doux."
"I have never seen him in such a playful mood,"
said Genji, smiling.

英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）


（２）・自筆の「中国語訳」は次の通りです。物品識名・物品識名拾遺　乾坤　　岡林清達稿　尾張／水谷豊文編　文化六・文政八。

《真木柱》
　他什刻不忘，并且来信申恨怨？”
他不平，玉鬘很他。楽器集粋 完　内田美術書 竹下弘 昭和4年　美術 和本 古文書 送料込。回信也不肯写，
他道：“回信我不能写。明治勲章之勲八等瑞寶章証書/菊花紋章透かし/1940年/大日本帝国天皇/国璽/賞勲局 検索:菊の御紋/神武天皇勲等簿冊/支那事変/古文書日中戦争。”髭黑大将答道：“我来写。●極上和本YM2771●長雄弟子訓＊他に所蔵無し 稀書往来物・極美 長雄耕雲 百瀬耕元 百瀬雲元 寛政12年。”
他作代也得很火。和本　韓非子解詁全書　全10冊　津田鳳卿述、須原屋茂兵衛　嘉永。答曰：“此卵藏角里，
微区之物有？尊意不快，令人。＠1934年 田間詩選 検索: 唐本 漢籍 国難 支那 新文学 漢詩 漢文 漢学 唐詩 宋詞 元曲 善本 線装本 中華民国 古籍 木版刷 木刻本 竹紙 排印。我作此，
附庸雅了。今日の話題・17冊/昭和20年/戦艦陸奥の爆沈/スラバヤ沖白昼戦/十八軍密林戦記/レイテ湾突入/水雷戦隊ソロモン決戦記/不沈空母大鳳謎の最期。”源氏看了回信，笑道：
“我从来不曾听位大将也会写洒的信。＠1942年 支那 文学芸術考 検索:書道 唐伯虎 仇英 何紹基 黄公望 孔尚任 敦煌 劉知遠 宋朝 清朝 唐画 生写真 玻璃版 蘇東坡 米元章 山水画。
倒是很得的了。The Russo-Japanese War Fully Illustrated・1905/日露戦争・3冊/明治37年/英語表記。”但他心中非常痛恨髭黑大将独占玉鬘。三十六番句合　山口素堂序編　 「目ニハ青葉 山ホトトギス 初鰹」の句で廣く知られる芭蕉の友人でもあった山口素堂の句合集。
且髭黑大将本来的夫人，回娘家后日子越久，
越是悲痛，于神志不清，精神乱了。中国1937年古書/回教認一論/馬瑞図/中華書局 検索：支那古本/国幣/線装本/哲学/唐本漢籍/木版刷/漢文/漢詩/漢学/中文書/古籍/善本/碑刻法帖。

中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）

「真木柱の巻」原本の奥扉（原本番号40-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

左の写真が「源氏物語」真木柱の巻の末尾（原本番号40-B）の押印。無限の道 森唯清 森唯秀作 昭和58 能面作品集 能楽 歌舞伎浄瑠璃　検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本NY。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。摂西　兵庫名所記　上下合冊・1冊。冬姫は内大臣・通誠の養女。●極上和本YM2672●〈尊円〉花月往来 稀書往来物（初蔵1カ所）万治元年 長谷川市郎兵衛板。
冬姫は通称。和本　玉くしげ 寛政 本居宣長 / 火忌説 安永 河北景楨　2冊合冊。正式な名は伊達貞子。0026656 田舎荘子 6冊 丹羽樗山 享保12年。
原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。五側判者披露狂歌合　狂歌大判摺物　戯作家　檜園　112-2-26。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。兵法雄鑑抄　第一巻～第十二巻　北條氏長　寳暦頃寫。白楽天の有名な漢詩です。人形代手書き諸生靈祟悩病難除御秘符[VBp8]。

篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。建保四年百首　鎌倉～室町時代寫。
表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。031【レトロ雑貨】時代物 仏書 仏教 六祖法宝壇経 法宝壇経 上下 2冊揃 万暦甲申12年 1584年 古本 古書 和本。）

自筆の疎明資料等は、下記の通りです。支那事変写真実記/昭和13年/縦にみて歴史的大戦史であり横にみて銃前銃後の奮闘談であり美談集であり更に貴重なる事変写真帳ともなり得た。



（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料　別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。岡本桂次郎伝/非売品/石川県松任の偉才/日本と朝鮮に電信・電話・電気・鉄道を敷いた男/昭和16年/朝鮮総督府通信局工務課長・電気課長。筆者は近衛関白政家公。1937年日支事変号外　検索:中華民国/日中戦争/支那/国民党要人/蒋介石/馮玉祥/韓復榘/生写真/上海空戦/天津/北平通州城/満州/陸軍/軍部北京。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。●極上和本YM2651●〈虎関和尚〉異制庭訓往来（天和3年）虎関師錬 稀書往来物 極美本。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）。人物群像　日本の歴史　全15巻　学研。左の写真は、桐壺の巻の奥付。●極上和本YM2778●教訓世中百首 世中百首絵鈔 天保2年序 荒木田守武 度会延佳 天保2年［伊勢］豊宮崎文庫蔵板 往来物 教訓 和歌 極美本。左大臣から関白に昇進した近衛基熙（もとひろ）公の花押。俳諧七部集　全七巻　元禄七歳次甲戌六月廿八日〜元禄十一寅五月吉日刋。上下２段の花押のうち、上の印は。【旧家蔵出し】★古書『俳諧講座 全6冊』昭和3年 伊藤月草 俳諧講座刊行會★(うぶだし/古文書/漢詩/和歌/俳句/当時物)-3。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款（印譜）


「自筆の画像断層(MRI)写真」


（出品した自筆の「断層画像写真」（真木柱の巻）MRI 31―37A

「源氏物語」真木柱の巻の絵の資料

下記写真は、髭黒大将の北の方（正室）が大将の香炉の灰を浴びせる画面の絵






「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」



1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。江戸歌唱哥大集　第三編　簾々按針序　長唄集。

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵（断簡）を出品
商品説明（来歴）	大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。吾妻百人一首（Ｐ144）。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。★R-045439　明治期　鹿児嶋征討実記8～11号　鹿児島追討記10～12巻　計7冊(絵入、和本)。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。白隠和尚遺墨集/徳富蘇峰序/大正3年/臨済禅の中興の祖で禅の民衆化で知られる/勝海舟翁曰く「どうだ白隠という坊主はえらい坊主だろう」。
漢詩文	原本自筆上部には、「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。銃創瑣言　大槻俊斎　訳　　じゅうそうさげん　　軍陣外科書　セリウス　モスト。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。●極上和本YM2806●女孝経鏡草［女孝経かゝみ草・女孝経かゝ美草］延享5年・本屋又兵衛板 原装題簽付 稀書・美本。白楽天の有名な漢詩です。●極上和本YM2677●〈ゑ入〉女訓抄（万治元年・婦屋仁兵衛板）往来物・教訓・仮名草子 極美本 ゆうパック着払い。紫式部が「真木柱」を書くに際し、「白楽天・漢詩集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「真木柱の巻」を書いていることがわかります。【稀少！明治2年木版画和書多数武者絵入】山崎合戰記 等 検戦国武将軍記浮世絵本歌舞伎仏教天皇古書籍大日本歴史記骨董品織田信長豊臣朝廷。この原詩の言葉の引用は、「真木柱の巻」に用いられていることで広く知られている。●極上和本YM2946●女用文綾錦（安永9年）仙台・伊勢屋半右衛門板 稀書往来物 原装題簽付 美本。紫式部がこの原詩に親しんでいたことがわかる。戦乱の欧州に使ひして 昭15 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊軍艦兵法自衛隊戦前NY。
漢詩の落款の意味	原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。1934年 満洲国 地理 計46頁 検索：軍事 地図 洋行 日支事変 南満鉄 総督府 溥儀 関東軍 GHQ 蒋介石 軍閥 張作霖 北大営 汪精衛 支那 生写真。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。尾張英傑画伝 全 小田切春江輯并画 嘉永5年序刊 明治20年頃印。　特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。●極上和本YM2918●〈新板〉教訓書〈并〉含状［初登山手習教訓書・義経含状］（慶安4年）稀書往来物。　「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会（ばんさんかい）」とも言われます。0023268 素書国字解 2冊揃 荻生徂徠 松本善兵衛 明和6年 合本。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。俳家宗匠略傳并名句録(仮題)　宗祇・宗鑑より江戸後期に至る名俳の略傳と名句を掲げ中に「諸國名家追福」を挟む俳諧資料。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）することです。皇国名医伝・3冊/此書旧題曰名医小史/嘉永4年序/浅田宗伯は慶応元年(1865)フランス公使ロッシュの難病を治療したことでも有名な医者/和装本。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。大判 南宗名画苑 第10輯 1906年 張瑞図 盛茂燁 許友 中国 vbaa。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。御江戸図説集覧。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。@中華民国 米南宮十七帖 検:碑帖 拓本 墨拓 原拓 碑刻 法帖 魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 旧拓片 印譜 唐本 漢籍 王羲之 趙子昴 書聖。　落款の「讃」の元になるその原文の個所には、 「年光東流水」（年光東流の水）漢文の篆書印が押捺されている。和本 江戸時代 陳耕勧化文義林 本。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。030【レトロ雑貨】時代物 仏書 仏教 選擇集 1冊 寛文六年 1666年 古本 古書 和本。白楽天の有名な漢詩です。B516曼荼羅、日就，手書き、300年以上。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。●極上和本YM2784●〈頭書絵入〉百性往来童子宝［百姓往来］明和8年板・後印 禿箒子作 大本最古本 稀書往来物 美本。 つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【稀少！江戸期 流麗・雄渾 29名絵入】先賢像讃 検儒教育儒学問孔子孟子天皇合戦争仏教浮世絵本武将軍記武者日本歴史中国仏像木版画古書籍。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。玉篇の研究/岡井慎吾/梁の顧野王によって編纂された部首別漢字字典/前編にては玉篇の源流と変遷とを叙し後編には古き玉篇の佚文を収集。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。1859年 観音経 折帖 検索⇒経折本 肉筆 写経 佛経巻 藏経洞 古籍善本 唐本漢籍 支那 敦煌 彫版 刻経 玉扣 木刻本 筒子頁 殿本 套色印 宣紙。
自筆の希少価値について	自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。美品 明治26年（1893年）出版■能楽 訂正者 観世清廉 山本長兵衛版 7冊教本『高砂』『三井寺』『田村』『松風』『竜田』『桜川』『舟弁慶』。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。尊攘遺芳/尊攘堂遺墨集/吉田松陰・佐久間象山等維新の志士の書。 出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。当時物 風俗画報 第214号 明治33年8月 各地の納涼 徳島冨田橋乃上 納涼の図 浮世絵 木版。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。Y3B3-240517 レア［続文章軌範 共六 1～7 まとめて3冊セット 続文章軌範評林注釈 規範］伯夷伝 司馬遷。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。い52-039 元明清書畫人名 全。 古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。■『日本神字考』精緻寫本１冊。清國姚江沈文〇梅史譯。仝弟沈文〇蘭生校。日本神代文字に対し漢文基調で反駁した内容。寫本者不詳。。撮影後、展示のために再表装をしております。C61-072 書學階梯 全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。C61-074 小学理科新書 甲種 巻之一 全体的に汚れ 多数有り レトロ。
断層(MRI)写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。泰山印選 検索⇒ 金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印泥 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 官印 私印 将軍印 落款印 花押 支那 唐本漢籍 呉昌碩。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。缶盧印存 山紫水明処 須静堂 清間堂 検索⇒印譜 金石篆刻 書道 封泥 朱印 雅印 遊印 石鼓文 金文 篆印 支那 唐本漢籍 呉昌碩 鄧石如 斉白石。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。Y3B3-240517 レア［和本 医学・薬学メモ帳? 天保2年上旬 集合書取本］。
寸法	「源氏物語」自筆の大きさ　タテ２１．８センチ　ヨコ１２．８センチ。荊棘室随筆抄 昭5 臨済宗 仏教 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教禅宗 戦前明治大正古書和書古文書写本OM。額縁の大きさは　タテ３７．０センチ　ヨコ２８．０センチです。和本　文中子　全4冊　深田厚齋校正　文榮堂藏版。額縁は新品です。Y3B3-240517 レア［新編女子書簡文例 全 明治33年 中邨秋香］花見に誘ふ文。
「源氏物語」の自筆について	１・筆跡の分析について 　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。明治期ビンテージ 「各種雛形精密圖入 銃砲正價報告書 上」 附取扱説明 金丸謙次郎著 非売品 明治27年9月改正 1890年代 SMN604(7-6)。 一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。C61-076 大岡仁政録 十 十一 全体的に汚れ・レトロ。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。江戸期ビンテージ 沼田根元記 沼田根元昔物語 古書 永禄年間から天正一八年までの沼田氏・沼田城の興亡を中心にすえた戦記物 SMN604。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。C66-108 平面幾何教科書傍用 教習用問題類纂 三省堂 全体的に汚れ・記名塗り潰し・書き込み有り レトロ。 ２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について 自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。【タイトル】 好古集覧 革図考（かくぜんずこう） 初輯 【著者】 池田義信 ◆ 池田 英泉 ◆ 希少 ◆ 革ゼン図考 革究圖考 ◆。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。和本『四體世話千字文』全2冊 巻菱湖集字楷書 明治11年 村田海石三體/加筆 木版刷り 書道 習字 法帖 古典籍。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。四清印譜 検索⇒金石篆刻 書道 封泥 朱印泥 雅印存 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 将軍印 落款印 花押 支那 唐本漢籍 呉昌碩 鄧石如 斉白石。 「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。E05-054 電気工学原論 中巻 破れ・書き込み・全体的に汚れ有り レトロ。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。解体新書（復刻版）和綴本五巻《帙入》解説書一巻。 ３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について 近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。江戸期？肉筆写本「鍼灸抜粋大成巻上之末」仏教道教秘術人体図秘伝書日本の素朴絵。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。1932年 上海和豊銀行 支票 検索⇒銀票 銀号 銭荘 肉筆 朱印 支那 戦時 日中戦争 中華民国 関東軍 旧日本軍 北平 満洲満鉄 水印 銀銭票 荘票。 ４・近衛基熙（このえもとひろ）について 近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。東海道五拾三次　東海道五十三次　歌川　廣重　広重　安藤　折本（蛇腹）　 帙入り。母は後水尾天皇皇女女二宮。Y3B3-240510 レア［和歌梯 文化11年 北村四郎兵衛 葛西市郎兵衛］女郎花。実母は近衛家女房（瑤林院）。深奥山方廣萬寿禅寺再住持入寺拙語 慶應3 写本 臨済宗方広寺派 江戸時代 静岡県浜松市浜名区 禅宗栄西仏教仏陀浄土真宗浄土宗真言宗親鸞NY。幼名は多治丸。C61-070 神道徳次郎 東京 上田屋発行 全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。■八切史学『天の日本古代史研究』八切止夫著。昭和57年初版凾帯。日本シェル出版発行。斯界諸説を換骨奪胎する泰斗。神代文字論も言及。。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。Y3B3-240517 レア［文章軌範 共六 3～7 まとめて2冊セット 正文章軌範評林注釈 宋廣信 明太史］ 老子。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。原拓本 漢画像磚 検索⇒玻璃版 墨拓 珂羅版 墓誌銘 支那 朱印譜 法書帖 金石篆刻 拓片 羅振玉 呉昌碩 翁方綱 董其昌 趙子昴 王義之 米元章。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。深奥山方廣萬寿禅寺 開堂法語 延享2 写本 臨済宗方広寺派 江戸時代 静岡県浜松市浜名区 検）禅宗栄西仏教仏陀浄土真宗浄土宗真言宗親鸞NY。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。E05-055 交流理論と過渡現象 森光三郎 書き込み・全体的に汚れ有り レトロ。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP	近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。古文書「神祇道諸祓巻 上」肉筆 明治期 1点物 祝詞体系 折本 神道 経典 祝詞 神名 産土 戦前 資料 和本。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。徳力富吉郎『蔵書票三十集』私家版（戦前）限定30部内第1番 自画自刻自摺オリジナル木版画蔵書票30枚入。 ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。1880年 漢画早学 1函4冊全 検索⇒ 南画 支那 木版刷 多色套印 蘭竹譜 梅菊譜 画譜 漢詩 漢文 漢学 木刻本 唐詩 書道 古墨 墨蹟 拓本 朱印譜。

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