注目 ●極上和本YM4721●郷里急救方 『広恵済急方』抜粋 医学 田舎板 芸州板 寺西蘭江堂編 和書

■郷里急救方

【判型】半紙本1冊。●極上和本YM2910●童子今川［今時登山児童手習制詞条々］・菅原親王願書・頼義勢揃状 元禄頃 稀少往来物。縦222粍。ハ0/教化資料集 第一編 教化団体連合会 大正14年。

【作者】寺西蘭江堂編。江戸前期～中期頃刋　古板　『百人一首』六種類　一括。

【年代等】享和元年刊。濱松俳人永田白輅自筆連歌俳諧指南書ノ一括　天明二年〜天明五年。［芸州］寺西蘭江堂蔵板。英國時計抄　富山藩／富田直儔著　越中／得祥舘一仙藏板。

【備考】分類「医学」。樺太戦史/明治三十七八年戦役/樺太攻略軍行動/日露戦争/大正14年。『郷里急救方』は、「芸州蘭江堂」から刊行された救急医療に関する小冊子。四庫全書総目 上/下。幕府奥医師の多紀元徳は、天明７年（1787）、将軍徳川家治の命により、急病や夜間などの場合に、医師の手当てを直ちに受けられないとき、身近で入手しやすい救急薬の処方や、その調合方をまとめた『広恵済急方』を完成させた（1790年出版）。■極希少 美品 1946年 (昭和21年)　発行 初版！富岳本社刊 詞華集 日本の花 木版画：前川千帆、川上澄生、川西英ほか 編者：恩地孝四郎。この『郷里急救方』は、それを略記し、医者を呼ぶ前の救急処置について、平仮名交じりで平易にまとめたもので、広島藩領内に広く出回った。明治期　「観世流　謡本　３冊セット」　お能　謡曲。例えば、餅が咽に詰まったときは、油を口に流し入れた後、ロウソクの燈心を鼻に差し入れて、くしゃみを出させること、又は牛蒡や長い大根のうち、細長くしなえるもので、のどの奥に突き入れてもよいと説いている（令和5年度、第3回収蔵文書の紹介展『県立文書館の「医」と「薬」資料から』参照）。雛本　女大学。具体的には、「変死」「中風」「卒死」「痰」「時疫」「暑気」「縊（クビククリ）」「水溺（ミズニオボルル）」「古井室入死（フルイムロニイリテシス）」「井落死（イニオチテシス）」「墻壁倒押死（カキカベタオレオサレテシス）」「跌打頭面（ツマズキカシラオモテウツ）」「夢魘死（ユメニオソワレテシス）」「物恐驚気絶（モノニオソレオドロキシス）」「吐血衂血（ハナジ）」「婦人俄脱血（フジンニワカチクダル）」「湯浴湯気中（ユアビユゲアタリ）」「湯火傷（ユヒヤケド）」「餅咽噎（モチノンドニツマル）」「喉痺（コウヒ）」「稲麦穂咽掛（イネムギノホサキノンドニカカル）」「針釘呑（ハリクギヲノミタル）」「魚骨咽立（ウオノホネノンドニタツ）」「諸虫螫（ドクムシサシタル）」「諸毒中（モロモロノドクアタリ）」「諸蕈毒（モロモロナバノドク）」「諸魚毒（モロモロノウオドク）」「河豚毒」「狗咬（ハシカイヌニカマレタル）」「常犬咬（ツネノイヌニカマレタル）」「蝮蛇咬（ハミクチナワカミタル）」「常蛇咬（ツネノクチナワカミタル）」「馬咬（ウマニカマレ）」「蛭誤呑（ヒルアヤマッテノミ）」の34項を収録する。伊賀上野　　記　2冊（Ｐ175）。

★原装・題簽付・状態概ね良好。Y3D1-240607 レア［梧窓漫筆 巻下 畏天知命畏聖三録 大田元貞］。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。●極上和本YM2923●〈新綱〉無覚悟状 仙台板 稀書往来物 享保頃刊 原装・題簽付。