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100 ％品質保証 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：68752166610
中古 ：68752166610-1 |
メーカー | 61e2a6e79d1e | 発売日 | 2025-05-07 20:20 | 定価 | 9500円 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カテゴリ | |||||||||
100 ％品質保証 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
26.7×18㎝
【題箋】
『栄雅抄此？壱？序在 古今和歌秘註 序一』
『栄雅抄序下續 古今和歌秘註 序二』
【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。ふるくに 山川弘至 装 木村荘八 序 折口信夫 保田與重郎 まほろば叢書 書き込み無し美品。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。●竹冷句鈔●角田竹冷●星野麦人他編●大正9年●即決。
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序一
【内題】古今和歌集秘註
序一
序1丁
本文
01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
↑
↓
28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏～62丁裏
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序二
29しかあるのみにあらす 2丁表
↑
↓
84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表～59丁裏
追加
01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
↑
↓
16立田川もみち葉なかる 63丁裏
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
『伊勢物語 51段』
『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
～「『へ』←→『ゑ』。黄昏に/土岐哀果/東雲堂書店。仮名遣いの指摘？」～
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分（全84項目）を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。海燕 毛筆句署名入/橋本多佳子/交蘭社。参考にされたい。南北詠草 日野原典子歌集 日野原典子 白玉書房 歌集。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。☆くC‐190201 レア〔一つ葉萩 吉村まさの］奈良の薪能。
（若干の間違いはご容赦を！）
古今和歌集仮名序
～ 一 ～
01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、
02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。俳句雑誌 原石鼎 主宰 鹿火屋 昭和24年7冊 329〜335号一括 蕪村と一茶の近代性 塚田六郎 京極杜藻 水谷六子 加藤しげる 原コウ子。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。連句作例 俳書堂文庫 籾山仁三郎 編 明治41年初版 書き込み無し本文良 籾山梓月。
03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。蛇の笛 直筆句署名入/富澤赤黄男/三元社。
04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。歌集 墓/石井辰彦。
05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける（時）よりいできにけり。彩紅帖 限定30部版/尾崎左永子/紅書房。
06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、
07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。K3FHHB-200313 レア［遍路 細川憲哉］高浜虚子選 稲畑汀子選。
08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。尾崎左永子扇面書。
09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。歌集 生命の波動 毛筆歌署名入/杉浦翠子/藤浪会。
10 33表 かくてぞはなをめで、
11 33表 とりをうらやみ、
12 33表 かすみをあはれび、
13 33裏 つゆをかなしぶ
14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。斎藤茂吉短歌『高原に光のごとく鶯のむらがり鳴くは楽しかりけり』署名 軸装《真作》。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。田中寒楼 田中寒樓 本 歌集 寒楼 村尾草樹 編 限定品。
15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。句集 遠雷 木下夕爾 献呈句署名（安藤一郎宛） 昭和３４年 初版函。
16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、
17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、（て）ならふ人のはじめにもしける。子規遺墨集 子規庵保存会編 巧藝社 昭10。
18 42表 そも歌のさまむつなり。歌集 飛行 献呈署名入/葛原妙子/白玉書房。からのうたにもかくぞあるべき。室生犀星肉筆句稿1葉入『句集 遠野集』限定137部（冬冊43部本）春慶塗函付・大倉半兵衛摺木版画装。
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。室井其角全集〈函入り4冊組〉石川八朗,今泉準一,鈴木克忠,波平八郎,古相正美 共編◆勉誠社/1994年◆江戸俳諧/俳諧史。
20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。肉筆俳句入『車谷長吉句集 限定7/100部』湯川書房 2000年 肉筆署名・印入。
21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。モダン都市と現代俳句/川名大/沖積舎。
22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。歌集 死をみつめて 原阿佐緒 大正１０年 初版函。
23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。子午線の繭 (1964年) 前登志夫 白玉書房。
24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。初版 諸注評釈 新芭蕉俳句大成 堀切実。
25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。a648 馬場あき子全集 全12巻＋別巻 全13冊揃 三一書房 1995年～1998年 初版 書込み多 月報揃 1Gb6。
26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。歌集 日本人霊歌 塚本邦雄 昭和３３年 初版カバ。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。閒雲 間雲 島野三秋 非売品 春夏秋冬 昭和11年 對山居 戦前 詩集？ 漆 蒔絵。
27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。トレドの葵 限定41部 総革天金装 毛筆識語落款入 マリオ・アヴァティ銅版画一葉入/塚本邦雄/書肆季節社。
28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。加藤周一歌集 限定150部 総革装 署名入/加藤周一/湯川書房。
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～ 二 ～
29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、
30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、
31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、
32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、
33 04表 まつむしのねにともをしのび、
34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、
35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、
36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。尾上柴舟原稿『昔ばなし』23枚完「何か昔話でも」という御話であるので...《真作》。
37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、
38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、
39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、
40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、
41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、
42 09裏 したしかりしもうとくなり、
43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、
44 10裏 野なかの（し）みづをくみ、
45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、
46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、
47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、
48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、
49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。▲01)【同梱不可】玉籠集 上中下巻 3冊揃いセット/飯塚久敏/和本/和歌集/A。
50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。与謝野晶子 短歌短冊「明日という・・」。
51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。俳句軸 真作 小林一茶 大綱宗彦 肉筆・直筆 レトロ 1627 肉筆 俳句 京都雲屋。かの御時に、おほきみ（み）つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。齋藤史 全歌集/1928-1993。
52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。◆送料無料◆『塚本邦雄』まとめて18冊 識語 落款 毎日新聞社 白水社 筑摩書房 人文書院 湯川書房 A138。
53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。北原白秋／署名(サイン)●歌集『白南風』●口絵：山本鼎／著者自装・背革・天金装●アルス刊・昭和9年・初版・函付・約20.5×16cm。
54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。【著者直筆サイン栞付き】『水惑星』●栗本京子著●雁書館●1984年刊●全159P●検)歌集随筆短歌俳句。うたにあやしうたへなりけり。1ZC「子規全集 全22巻中21冊＋別巻3冊 計24冊」正岡子規 講談社 全巻月報付き 函入り 現状品 パラフィン紙劣化有り。
55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。高浜虚子葉書。
56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。歌集 不知火 水町京子 毛筆献呈署名 大正１２年 初版函。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。奥の細道 芭蕉自筆 出現した俳聖の真筆 岩波書店 安江良介。
57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。就眠儀式 須永朝彦吸血鬼小説集 特装限定77部 毛筆署名入 著者自刷木版口絵一葉入/須永朝彦/西澤書店。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。★ 超希少 ★ 正岡子規 内藤鳴雪 直筆 書簡 真作保証 石井露月 新築 新婚祝 掛け軸表装済 掛け軸保管箱ケース付き。
58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。現代短歌全集 1〜13巻セット。
59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。二四代集 安永四（1775）乙未九月刊。
60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。A138 飯田龍太全集 全10巻 飯田龍太著 角川書店 S9904。
61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。夜詠百五拾首 正敬撰。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。彗星楽 限定30部 背コーネル革マーブル装 著者手彩色線描画・識語署名入/塚本邦雄/書肆田中。
62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。蛇 献呈署名入/赤尾兜子/俳句研究社。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。道歌大観 全 松尾茂編 ［管理番号105］。
63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。【希少】新典社注釈叢書11 全釈芭蕉書簡集 田中善信 新典社【ac01t】。
64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。Ah-149/春のえにし 故・前登志夫 お別れの会 編集・発行/山繭の会 2008年5月17日発行 実筆原稿 写真/L1/61226。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。山本康夫全歌集 昭和63 広島 原爆 YAI243。
65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。★希少★ 俳文学大辞典 角川書店。
66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。邑書林句集文庫 第一期20冊揃＋第二期不揃13冊 33冊/飯田龍太 他/邑書林。あはれなるやうにてつよからず。芭蕉自筆 『奥の細道』岩波書店 編：上野洋三・櫻井武次郎 1997年。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。式部史生秋篠月清集 後京極殿（九条良経）一・二 三・四 二冊。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。H15-002 和歌文学辞典 有吉 保編 桜楓社。
67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。加藤楸邨『俳句』額装〔色紙紙本肉筆真作〕贈 句集出版記念 秋田俳句懇話会 昭和51年 / 俳人 本名:健雄 水原秋桜子に師事 東京府荏原郡生れ。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。Ba-335/私の色種 長唄 川瀬 竹友/L8/61220。
68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。句集 眞神 限定200部/三橋敏雄/端渓社。
69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。Dd-154/短歌朝日 2000年1.2月号 No.16 現代短歌集 安永蕗子の短歌入門 唐詩の茱萸と短歌の桃李 山崎方代の冒険/L10/61212。
70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも
71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを（も）おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、
72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、
73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、
74 52表 ほとゝぎすをきゝ、
75 52表 もみぢをゝり、
76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、
77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、
78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、
79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、
80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。A11☆歌集 TEXNH テクネー 香川ヒサ 角川書店☆。
81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。未青年 初版/春日井建 三島由紀夫序/作品社。
82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。i6-T12/18 山頭火全集 種田山頭火 全11巻 月報揃 春陽堂。
83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。『類題和歌集補闕』全６冊揃 和綴じ本 和歌 江戸後期 染古楼蔵版 和泉屋次郎。
84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。紡錘 献呈署名入/山中智恵子/不動工房。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。Gc-197/短歌朝日 1999年 3・4月号 大特集 うたは晩年の宇宙だ 21世紀への試行 前登志夫 塚本邦雄 杜澤光一郎/L1/61211。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを（も）しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。河村瑛子 「 古俳諧研究 」和泉書院 検索：連歌 芭蕉 貞門 談林 和歌。
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追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの
なかぬかきりはあらしとそ思ふ
02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
袖ふりはへて人の行らん
03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
雪とのみこそ花はちるらめ
04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
世をうち山と人はいふ也
05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
夢としりせはさめさらましを
06 62表 深山には松の雪たに
07 62表 我衣手に雪はふりつゝ
08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは
09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに
10 62裏 たけがり
11 62裏 すみのえのきしによるなみ
12 63表 袖ひちてむすひし水の
13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の
14 63裏 植しうへは秋なきときや
15 63裏 たつた川もみちみたれて
16 63裏 立田川もみち葉なかる
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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」
※『伊勢物語』 五一段（植ゑし植ゑば）
昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
花こそ散らめ根さへ枯れめや
※『古今和歌集』 巻五 秋歌下
人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平
268 植ゑし植ゑば 秋なき時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。東方花伝 須永朝彦歌集 限定150部 毛筆歌署名入/須永朝彦/湯川書房。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。●★雨宮雅子の歌一〇一首鑑賞 木畑 紀子 柊書房 f76。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。【初版】『日本人霊歌』●塚本邦雄著●四季書房●昭和33年発行●全158P。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。俳句軸 真作 種田山頭火 大山澄太箱書 肉筆・直筆 「鉄鉢」桐共箱付 1561 俳句 京都雲屋。
※梱包材の再利用に努めています。黒彌撒 直筆句署名入 （罪囚植民地）/高柳重信/琅かん洞。ご理解下さい。輿奪鈔 還暦記念句集 永田耕衣 昭和３５年 黄八丈特装本限定２８部 カバ。
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